激しいもの物忘れの症状

激しいもの物忘れの症状は原因になっている病気を治すと改善することも

認知症はまず周りにいる家族が早く気づき、受診につなげることが大切になってきます。認知症の一部には治るタイプのものもあって、その場合は原因となっている病気を治すことで、症状が改善する可能性もあります。また治らないタイプの認知症の場合は、少しでも進行を遅らせる手だてもあります。認知症の症状の中で家族が最初に気づくのは、物忘れです。性格の変化などは認知症が少し進んでからでなければわからないかもしれません。一口に物忘れといっても高齢者であれば、家族はまず年だからと理解をしてしまいます。特に肉親や夫婦のような心理的に近い人の場合ほどそんなはずはないとか、できればそうじゃないほうがいいと思うのも自然なことです。ですからなんとなくおかしいなと気が付いていても、対応が遅くなってしまいます。夫婦二人暮らしで旦那さんが奥さんの様子の変化に気がついても、それが認知症の兆候だとは全く考えずだらしがないとか、ご飯を作らないで困っているといって単にだんだんとずぼらになってきたと思っていることもあります。あるいは夫婦二人とも少しずつ、認知症を発症している場合もあります。
それに比べると家族の中でもお嫁さんとかお婿さんという立場にいるほうの人が、客観的に状況を理解することが多くなっています。実の娘さんなどの場合は、いろいろな思い入れもあってかどうしても客観的にみられない例が多くなっています。また同居、別居の別でも受け止め方は違ってきます。さらに毎日一緒に過ごしていないとなかなかわからないこともあります。それは今まで普通にできていたことが、急にできなくなるという変化です。たとえば頼んでおいたことをすぐに忘れてしまったり、予定や約束の時間を忘れてしまうことがよく起きたり、買い物ではいつも高額紙幣を使うようになったりというような小さな変化は、その場にいないとわかりにくいものです。そのためたまにしか合わない人は、なかなか気が付かないということがあります。普段同居している長男が物忘れがかなり激しいぞと思っていても、他の兄弟は正しく理解ができないということもよくおこってきます。たまにしか来ない次男とか三男には本人も精一杯元気に振る舞い、受け答えをします。話もうまく合わせるし突拍子もないようなこともしないので、兄弟は兄さん母さんが変なことをするっていうけどちっとも変じゃないよというような話は、結構多い話になっています。

激しい物忘れを生活習慣で予防と改善に努める

物忘れは若い人でも起こるもので、物忘れが激しい人でも生活習慣に気を付ければ予防や改善できます。物忘れが激しい人は、メモをとらないことが多いです。最近はスマートフォン向けアプリでもメモ帳やスケジュール帳が利用できるので、約束事や予定があればすぐに記録します。日時など細かい情報も記録さえしていれば後で見返すだけで大切なことを確認できます。アプリを使ってスマートフォンで入力するのが手軽ですが、より記憶に残したいならば手書きのメモをするのがおすすめです。自分の手を使ってメモすれば脳を活性化させることができ、スマートフォンに入力するよりも記憶に残りやすいです。また血液がドロドロしないように注意します。血行不良を起こすと脳に血液が送られにくくなり、機能が低下してしまいます。

 

 

 

激しいもの物忘れの症状は原因になっている病気を治すと改善することも脳には細かい血管がたくさんあるため、ドロドロした血液が詰まって脳梗塞や脳出血を引き起こす恐れもあるため、健康のためにも血液をサラサラにする食事を実践します。脂身の多い肉を好んで食べている人は、青魚を食べるようにします。サンマやサバなどの青魚にはDHAが豊富に含まれています。DHAは血液中のコレステロール値を低下させるだけでなく、加齢による物忘れやアルツハイマーを防ぐとされています。肉に含まれる脂肪分は飽和脂肪酸といって食べ過ぎると血液をドロドロにしてしまいますが、魚に含まれる不飽和脂肪酸は血液をサラサラにしてくれます。主食は白米より雑穀米を選びます。雑穀米に多く含まれているビタミンB群は神経細胞を働かせたり神経伝達物質を作ったりするので、記憶と関係が深いです。飲み物でおすすめなのが、コーヒーです。コーヒーに含まれているトリゴネリンが効果的で、インスタントでは効果がないので本格的に淹れている人向けです。浅煎りコーヒーが最も効果的と言われています。そして1日の終わりに日記を書く習慣を身につけます。日記を書くことは手を動かして脳に刺激を与えることができます。海馬という特に記憶力を司っている部位は、思い出すという行為により活性化するため、日記を書くためにその日に何かあったかを考えるのが効果的です。闇雲に書き連ねていくのではなく、細かく情報を引き出し時系列にしていきます。複数の出来事を論理的に書こうとすれば脳をフルに動かさなければならないので、普段脳をあまり使わずに物忘れが激しくなった人でも思考力や記憶力を養うことができます。