記憶力が低下

ストレスによるうつ病と記憶力が低下したり、物忘れがひどくなることとの関係性

社会が複雑化し、多様化していることにともなって、現代人のストレスが増加しており、うつ病に苦しむ人が多くなってきています。企業の中で休職したり、体調を崩したりしている人たちの多くは、精神的なストレスが原因でうつ病にかかっていると言われています。

 

うつ病にかかってしまうと、仕事ができなくなったり、学校にいけなくなったりするだけではなく、記憶力が低下したり、物忘れがひどくなることがあります。今回は、うつ病と記憶力の低下、物忘れなどとの関係性について、ご説明します。

 

うつ病の原因は、セロトニンと呼ばれる脳内物質の減少であると言われています。セロトニンは、幸せホルモンとも呼ばれており、脳内で分泌されることによって幸福感を感じたり、楽しいと思えるようになる物質です。

 

ストレスによるうつ病と記憶力が低下したり、物忘れがひどくなることとの関係性
ストレスがあまりにも激しい環境に陥ると、人間の脳内でセロトニンの分泌量が減ってしまい、「何かをやろう」という意欲がなくなり、仕事や勉強ができなくなってしまいます。

 

脳内の幸せホルモンが十分に分泌されないことから、記憶力も低下しがちです。脳内には、海馬と呼ばれる器官があって、入ってきた情報がここで一時的に保管されることになります。その後、大事な情報は大脳皮質と呼ばれる器官で保管されることになっていますが、ストレスが激しい環境に長期間置かれていると、海馬の動きが鈍くなることが確認されています。

 

物忘れを防止して、記憶力を高めるためには海馬を活性化する必要がありますので、精神的な病気にかかっている場合は、まずゆっくりと休むことが必要になります。

 

精神的な病気になっている人は、一日中睡眠をとることがありますが、これは脳を休めていることであり、海馬などの器官も休息している状態です。人間の体と同じように脳も休息が必要であり、精神的に疲れ果てている人の場合、仕事や学業を一旦とめて休むことが重要になります。一定期間の休息をとることによって、精神的な病気は回復し、物忘れがひどい状態も改善する可能性が高まってきます。

 

強いストレスを受けている人は、精神的な限界に達する前に適度な休息をとることが重要です。物忘れがひどくなってきた場合や、記憶力が低下しているような時は、精神的な病気にかかる手前の可能性があることを感じることが大切になってきます。これらの関係性をよく理解しておくことによって、遊びの大切さを感じることができ、楽しみながら生活することができるようになります。